公務員の転職事情

公務員といえば、安定した収入と身分という手堅いイメージが強いかもしれません。民間では転職活動が一般的な現象となりつつある日本にあって、役所や省庁が終身雇用や年功序列といった昔ながらの制度を運用しているのは事実です。しかし最近は能力主義や成果報酬といった刺激を求めて、公務員の世界でも民間への転職を希望する人が増えてきているのです。公務員という身分を捨て一般企業へと転職するのは民間から民間への移動と比較してハードルが高いように思われるかもしれませんが、最近は各種の転職支援サービスも充実してきており、確かに民間の転職とは異なる部分もありながら、決して難しいことではありません。

では公務員の転職において仮に障害があるとしたらどのようなことでしょうか。それは意外かもしれませんが、年齢と勤続年数です。「最低3年は勤める」などとはよく言いますが、公務員が転職しようと思ったら、できるだけ若いうち、経験が浅いうちが良いと言われています。もちろん奉職して数週間とか数か月で辞めてしまうのは論外かもしれませんが、転職市場では10年20年と公務員を務めてしまうと、この業界特有の文化や仕事のやり方に染まってしまい、民間企業が持つスピード感や体質についてこれないだろうと思われてしまうのです。不可能ではありませんが、公務員を長く勤めれば務めるほど、転職の難易度が上がると言うのは紛れもない事実です。

そして、転職を実際に検討しようと思ったら、無料で利用できる転職支援としては最も効率的なエージェントを活用するのが一番の近道です。公務員時代の仕事をどう民間企業に活かせるのかというカウンセリングから、前職の業界や職種に偏見を持っていない採用担当者のいる企業の紹介など、広範に渡るサービスを提供してくれるのが転職エージェントです。民間企業にエントリーする際、どうやって今までの仕事を実績としてアピールするか、書類の書き方や面接指導までしてくれるため、非常に有用な転職支援と言えるでしょう。